エリザベス女王杯データ傾向2013

大逃げを打った11番人気のクィーンスプマンテと12番人気のテイエムプリキュアの大波乱で決まったり、英国から参戦したスノーフェアリーが連覇したり、重賞未勝利の馬がいきなり勝ったりと、記憶に残るレースが続いているエリザベス女王杯。今年はどんなレースになるか期待はふくらむが、レースの傾向や特徴は把握しておかないと馬券的中は難しいだろう。

3番人気馬が不振

上位人気馬が活躍しているが、なぜか3番人気の馬は4番人気より圧倒的に下回る成績。2007年にフサイチパンドラが2着になっただけというのだから相当な不振といえるだろう。因果関係はハッキリと分からないが過剰評価な支持を受けた馬が収まりやすいポジションなのかもしれない。

3歳馬に注目!

近年では3歳が6勝している通り、「旬」の力が問われるレースとなっている。斤量面での恩恵もあるだけに今後は中心視していくぐらいでいいはずだ。6歳以上になると勝ち馬はゼロと下降傾向がハッキリしているだけに馬券の中心にするなら若い馬がおすすめだ。

前走で牡馬と走った馬

エリザベス女王杯へのステップとして優秀なのが、前走で「天皇賞(秋)」と「京都大賞典」を使ってきた馬。牡馬と走るようなローテーションを組むだけの実力がある馬の可能性も高いが、好走率は良いだけに一応そういった面からも探りを入れておきたい。

芝2200m以上の実績

芝2200m以上のレースにおける優勝経験がある馬の好走率がない馬に比べて高い傾向にある。牝馬限定戦などの重賞レースでは長距離はないため、必然的に牡馬と走ってきた馬となるからだろうか。この傾向は馬券の取捨に迷った時に役立ちそうで覚えておいて損はないだろう。

トップに戻る