スプリンターズステークスデータ傾向2013

ロードカナロアが抜けた穴は大きいのか、波乱に満ちたレース展開が繰り広げられることも珍しくない。 電撃の6ハロン戦は、どう転んでも納得のいく競馬にはならないのかも知れない。 おまけに今年は、新潟競馬での連続開催となっており、やはりすんなりとはいかない雰囲気が漂っている。

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大波乱は少ない

連対馬をオッズで分類してみると、「10 倍未満」が多く波乱は少ない傾向を示している。ただ、3着候補に目を向けると「10倍以上」の馬にもチャンスが出てくる。人気馬から絞った点数でないと馬券配当は妙味がなさそうだ。

7枠の好走率が高い!

勝率・連対率・3着内率のすべてにおいて7枠が好成績を収めている。「6枠」と「8枠」は良くない部類だけに「7枠」だけ突出しているのは気になるところだ。恐らくスタートから坂を下る仕様からダッシュ力があれば一番スムーズに競馬しやすいのではないだろうか。有力馬はもちろん、人気がない馬でも注目に値する枠だと言えるだろう。

前走レースの傾向

好走馬の中で目立つ臨戦過程は、「安田記念」と「北九州記念」から出走してきた馬だった。更にしらべると「牝馬が優勢」な傾向が見えてきた。今年も該当馬がいたら注目してみても損はないはずだ。ただ、他のステップでも問題があるわけではなく大きく減点やプラスになる材料とは言い難い。

5歳以下を狙え!

日本馬の年齢別成績を見ると、「5歳以下」だった馬の好走率が、「6歳以上」だった馬を大きく上回っていた。日本馬なら、「5歳馬以下」の若い馬に注目したいところだ。

一方、海外馬の年齢別成績を見ると、3着以内に好走したのはすべて「6歳以上」の馬だった点を覚えておきたい。

近走で短距離重賞を制していた馬に注目!

その年の2月以降のレースで、同年の短距離重賞を制した実績馬がこのスプリンターズSでも好成績を収めている。今年も近走の重賞実績をチェックして、予想を組み立てるという手は考えられそうだ。