東京競馬場で行われる春の牝馬女王を決める芝1600m戦。 実績馬が勝つか、それとも勢力図が変える馬が出てくるのか。 調子変動の大きい牝馬だけに仕上がり具合にも注目が集まる。
■過去のヴィクトリアマイル傾向まとめ
1番人気が強い!
近年は牡馬とも渡り合える牝馬が多いことから1番人気が有利な傾向を示している。 特に連対圏では60%以上と堅実な成績を残しており馬券の軸とするのが無難だろう。 その他の好走人気馬は程よく分散しており、よくよく検討する必要がありそうだ。
牡馬と走っていた馬
牝馬同士の実績より牡馬と渡り合った実績の方が価値は上がる。 牡馬相手に勝っていなくても掲示板に乗った経験があるなら警戒した方が良さそうだ。 牝馬路線しか歩めない馬は自信のなさともとれ、そういった陣営の評価も考慮しておきたい。
桜花賞の上位馬が有利
舞台は違うものの同じ1600mを走る桜花賞とリンクする傾向にあるようだ。 このことから牝馬の力関係は変わりづらいと言え3歳時のデータも参考にしておきたい。 もちろん上位であるほど価値は上がりリンクしやすくなるのは言うまでもない。
近走は中距離の経験馬が有利
中距離路線はレースの質が高く短距離路線よりも価値は高い傾向が見られる。 マイル戦だからといってマイルだけの成績にこだわる必要はないだろう。 ハイレベルな中距離戦を経験してきた馬には注意しておきたい。