朝日杯フューチュリティステークスデータ傾向2013

トリッキーな中山競馬場ながら多くのクラシックホースを誕生させてきた伝統ある2歳王者決定戦である朝日杯FS。 ただ、近年では直結することが少なくなったことから阪神競馬場での施行に変更される。 トリッキーゆえの面白さもあるのだが、関係者にはすこぶる評判が良くないようだ。

人気馬に逆らうな!

データを見ると5番人気以内の好走率が高いことが分かる。 人気の中でも、とりわけ2番人気は勝率が高いことに注目したい。 トリッキーな中山でも、まずは人気馬の中から馬券対象になる馬を見つけるべきだろう。

4コーナーで勝負が決まる!

直線が短い中山コースは、4角までに先頭に取り付いていかないと上位に入れない。 4角から一気に加速していける馬が好走するパターンが目立っているのだ。 データが良いのは「先頭」、差がなく「2~5番手 」、やや落ちて「6~9番手」となっている。 いかに4角でスムーズに上がっていくことが重要なのかが分かるデータだろう。 追い込みでも4角先頭に上がれるなら問題ないコースなのかも知れない。

勝ち馬はマイル適正を見ろ!

勝ち馬が一番よく使う距離が「芝1600~1700m」で勝率が最も高い数字が出ている。 同じ距離で高いパフォーマンスを発揮してきた馬を探していくべきだろう。 「芝1400~1500m」や「芝1800m」は、データ的にやや劣るものの決して軽視してはいけない。 消していいのは、「1300m以下」のスプリンターやダート馬と覚えておこう。

勝ち方も重要!

直近のレースでの一番良い勝ち方が「0.2秒差」という数字になる。 この着差を付けた馬が本番でも勝ちやすい傾向が見られる。 接戦より余裕のある勝ち方をしている馬に注目すると分かりやすいはずだ。 なお、大差をつけてもデータが良くなるわけではない。 そのあたりはレースレベルが関係しているのだろう。

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