東京競馬場の芝2000mで行われるオークストライアル。 その割には、本番に直結しないイメージが強い重賞レースである。 意外と波乱になることも多く馬券的には面白かったりする。
■過去のフローラステークス傾向まとめ
実績馬が中心
この時期になると力関係がハッキリしてくるため、実績馬の活躍傾向が強くなってくる。 ただ、極端にレベルの低いレースになることもあり、集まったメンバーをよく見た方がいいだろう。 負けてきたメンバーが集まりやすいだけに、本番でも期待できるような実績馬でないと過信は禁物だ。
1800mの距離実績
桜花賞を目指すとマイルでレースするため、王道路線の馬なら距離実績にはこだわらなくていいだろう。 その他の路線から1800mの優勝経験から出やすいのは、能力的にいまいち足りない馬が多いことを表している。 ここに出走するような馬は、自然と中距離実績に偏りやすいからストロングポイントとは言えない。
上がり時計に注目
開幕週だけに高速馬場の中で行われる東京競馬場は、上がりのレースになりやすく最後の3ハロンの速さが問われる。 また、速ければいいというものではなく、位置取りと繰り出せる脚を相対的に見ていく必要がある。 追い込み馬の上がりは速くなるが、馬券に絡むことは少ないように他馬と比較していくことが大事だ。
内枠がリード
勝率と連対率では内枠の方が2倍弱リードしている。 スローで馬場が良ければ内枠馬が活躍しやすいのは理にかなっている。 上位馬を探すなら内の馬ににこだわってみるのもいいだろう。 3着圏内なら差は縮まっており、こだわり過ぎても痛い目にあいそうだ。