エルムステークスデータ傾向2014

以前は実績馬が結果を出すレースだったが、2009年以降の優勝馬は、ダートグレード競走で優勝経験がない伏兵馬だった。2008年の優勝馬フェラーリピサも、JRAの重賞では優勝経験がなかったことを考えると実績を重視しすぎない方が良いのかも知れない。JRAダート1700mで開催される唯一の重賞であり適正が見えづらいだけに、これまでのダート重賞戦線の上がり馬には注目しておきたい。

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5歳以下の馬が活躍!

過去の傾向を見てみると「3~5歳馬」が堅実な成績を残していた。スピードが必要なこともあり、あまり高齢な馬では対応できないことがデータから見えてきている。まずは若い馬から分析していくといいだろう。

枠は4~7枠が理想

枠番別成績をチェックしてみると、3着以内馬27頭中19頭が「4~7枠」の馬だった。このエルムSが行われる札幌・ダート1700mという舞台は、13頭が出走頭数の上限となっている。ほかに最内と大外を比べると最内の方が有利な傾向にある。

関東馬を狙え!

近年は関東有利なデータ傾向にある。北と南で開催が分断する時期だけに西高東低を考慮する必要はないのかも知れない。

ダート1700m経験

非根幹距離となるためデータが乏しくなる傾向にあるがダート1700mの実績はある方が有利な傾向がでている。だからといって未経験の馬を切るのは危険な行為なのでよく考えたいところだ。

立ち回りの上手い馬を探せ

直線が短いローカルコースだけに差し・追い込みの不利は顕著となっている。4コーナー4番手以内で上手に立ち回れるような馬を探すべきだ。また、スタートが悪い馬は素直に割り引いて考えたいところ。